マジックリスニング:実験結果データ(その4より抜粋)

■ 静岡産業大学 国際情報学部 教授 山田 登

"t 検定"1%水準で有意差あり (*1)
2種類のテストの
「t 検定」の結果、
2種類のテストとも、
「マジックリスニング」を用いての訓練は、
効果的であるということが右表から証明された.

従って、「マジックリスニング」を用いての聞き取り訓練は効果が表れることが検証されたことになる。

 
テスト1
テスト2
内容
内容把握問題 ディクテーション
満点 (点)
100
100
被験者数 (人)
18
18
訓練前平均点
67.4
63.9
訓練後平均点
77.8
74.7
平均点の点差
+10.4
+10.8
上昇率
15.5%
16.8%
 
■訓練日:2000/11/09-11/20まで(12日間)
■テスト実施日: 訓練前は 11/09、訓練後は 11/21
■被験者:18名(静岡産業大学国際情報学部学生)
(*1) 「 "t 検定" 1%水準で有意差あり」とは
統計的に見て、その結果が「偶然」のみによって起こる可能性は 100回に1回未満である
(99回以上は同じ結果となる)という ことである。